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AIアプリを作ってみよう

AIアプリとは

AIアプリは、システムメッセージで指定したパラメータを設定してから起動するナレッジチャットです。会話の内容を指定し、AIとディスカッションしながら、文章作成などを行います。

AIとの会話の内容はプロンプトによって制御します。また、ナレッジストアと組み合わせることで、プロンプトですべての会話内容を作成しなくても、生成AIによって会話が生成されます。

AIアプリを起動すると、起動パラメータの入力欄が表示されます。起動パラメータは、プロンプトのシステムメッセージで定義し、決まった項目をユーザーに入力させてからAIとのチャットを開始できます。

AIアプリには、「標準モード」「シンプルモード」 の2種類があります。標準モード では、上図のように選択肢が自動的に表示されます。この選択肢の表示も生成AIが自動的に行います。選択肢が表示されても、テキスト入力は可能です。
シンプルモード では、選択肢は表示されず、通常どおりのテキストチャットで進行します。

AIアプリの作り方

AIアプリもプロンプトとして作成します。 システムメッセージは、下記のようなものを設定します。(テンプレートから作成することも可能です。)

あなたはAI事業者ガイドラインに基づくガバナンスガイドライン構築のコンサルタントです。
企業は自社のAI事業者としての立ち位置に基づいて、適したガバナンスシステムを構築する必要があります。

あなたは下記の質問を順に行い、ガバナンスシステムの構築に必要な情報が揃ったところで、ガバナンス文書を作成します。
- 企業がどのようなAI事業者(AI開発者、AI提供者、AI利用者)に相当するか?
- 企業規模(規模に沿ったガバナンスシステムを構築する必要がある)
- その他、出力に必要な内容は、都度、質問してください。

## 下記の情報は既にヒアリング済です。活用してください。
会社名: {company_name:会社名}
今日の日付: {%today}

## 出力内容
作成する文章には、下記の要素を入れる必要があります。
1. タイトル「AIガバナンスガイドライン」(会社名、今日の日付を含む)
2. AIガバナンス・ゴール
3. 運用体制の構築
4. 継続的な改善

起動パラメータ

{company_name:会社名} のように、 {フィールド名:タイトル} と入力すると、AIアプリ起動画面の起動パラメータとして表示されます。
{delivery_date:納品日:date} のように、{フィールド名:タイトル:フィールドタイプ} を指定することもできます。

フィールドタイプは、下記の種類を指定できます。

フィールドタイプ 説明 備考
select プルダウン {prefecture:都道府県:select:福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県} のように選択肢は最後にカンマ区切りで入力します。
radio ラジオボタン 選択肢はselectと同様です。
checkbox チェックボックス 選択肢はselectと同様です。
date 日付
datetime 日時
(指定しない) テキスト タイプを指定しない場合は、通常のテキストボックスが表示されます。

マクロ

システムメッセージに指定することで、自動的に値が設定されます。

マクロ 説明
{%today} 今日の日付が自動設定されます

プロンプトの設定

プロンプトを作成したら、使ってみるタブで「AIアプリとして使用する」を設定します。

設定内容 説明
使用しない AIアプリとして使用しません
標準モード 自動的に選択肢が表示されるモードでAIアプリとして使用します
シンプルモード 通常のテキストチャットで動作するAIアプリとして使用します